マーベル系の商品がトイビズからハズブロに移行したばかりのころはトイビズ製の物を仕様変更した商品が多くありました。このスパイダーマンもまたトイビズ製フィギュアの仕様変更品で実写版3作目のころに販売されていたフィギュアです。
正式名称が単に「スパイダーマン」なので区別するためか、コレクターの間では「スーパーポーザブル・スパイダーマン」と呼ばれています。この名称はトイビズ時代の商品名から取られたものです。
元の商品名だと滅茶苦茶ポーズがとれると名乗っているだけに単純な可動範囲なら今でもトップクラス。映画でも印象的なヤンキー座りみたいなポーズだって取れてしまいます。本当は肩の部分も前後に可動するはずですが、癒着直しの定番のお湯で温めるや冷凍庫で冷やす方法でもウンともスンとも言いませんでした。
同じくスーパーポーザブルを名乗っているサヴェッジ・ハルクと並べてみました。ハルクの方は体型的に無理があるのかそんなにポーズは取れません。
付属品は謎の信号機。触った限りでは何かしらギミックが付いているわけでもなくパッケージを見てもなんだかよくわからない、おまけに自立しないというなぜ付属しているんだと問いたくなる付属品は珍しい気もします。ちなみにこの信号機もトイビズ時代の物らしく、元の商品ではスパイダーマンに持たせて遊ぶものだったようです。
スポーンⅢと並べてみました。
このフィギュアはSPAWNで有名なトッド・マクファーレン氏のコミックのスパイダーマンをモデルにしたと言われていますが、目の形や胸の蜘蛛マークのデザイン等は完全再現されていません。
余談で、6インチで最もマクファーレン氏のデザインを再現しているのはSDCC2016限定セットのスパイダーマンだと思います。
figmaとの比較。ちょうどいいサイズです。
0コメント